中国 愛犬殺害命令

「愛犬殺害命令」に反発 中国重慶狂犬病予防で

【北京12日共同】中国重慶市の長寿区は12日までに、狂犬病対策を理由に、犬を飼っている特定地域の住民に対し、自分で飼い犬を殺すよう命じる通告を出した。地元関係者によると、予防接種を受けた犬も対象。
 これに対し、北京の動物愛護グループなど全国23の団体・組織は「非科学的で非道な狂犬病対策」と抗議声明を発表。重慶市の地元産品の不買を呼びかけているほか、今月9日には住民数百人が区政府庁舎に押しかけるなど騒ぎは広がっている。
 5月24日に出された通告は、飼い主が当局者に処分を委ねた場合は罰金1000元以下を徴収するほか、当局者に抵抗すれば刑事責任を追及すると明記。同区の鳳城街道過灘村で最近、住民が狂犬病で死亡したため、同村周辺で飼い犬の一律処分を決めたとしている。

               2007年6月12日 東京新聞TOKYO Web   より






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