ポンタの絵本『そぉるめいと』

honey-ponta2007-11-10

皆さんは知っていますか...?


"Soulmate"


「魂の伴侶」








もしかして



人間と犬にも



あるかもしれない...




目と目で通じる


『そぉるめいと







はじめて会った気がしなくて...
そして ここのおうちの家族になった。







やさしいおねぇちゃんが待っていて
よろこんでくれた。


大好きになった。







僕は おねぇちゃんと  おもちゃをとりあって
いっぱいふざけっこした。


たくさん遊んでもらった。








ママもみんなも
かわりばんこにおやつをくれた。



なんでもかわりばんこにもらった。




だからおりこうに待ってたよ。



















みんなにかわいがってもらって
とっても嬉しかった。


おねぇちゃんがいたから
何も怖くなかった。

大きいお友達もへっちゃらだった。









おねぇちゃんと いつも一緒だった。



でもある日...



















おねぇちゃんが 天国にいきました...












”どうしてひとりで遠くにいっちゃうの”


僕はかなしくてかなしくてかなしくて
泣いてばかりいました。



でもおねぇちゃんが
「ママをお願いね」と言ったから...
”頑張ろう”と思いました














泣いてばかりいるママを
僕が元気にするんだ。



「僕がいるよ」













ママを笑わせるために
いろいろしたよ。



かえるにもなった。









みかんにもなった。













ママが笑ってくれると
僕はとっても嬉しかった。

ママの笑顔がだいすきだった。
















ママが嬉しいと  僕も嬉しくなった。
ママがかぜをひくと  僕もかぜをひいた。
ママが怒っていると  僕も怒った。
ママがしくしく泣いていると  僕もしくしく泣いた。


ママの涙を拭いてあげた。













ママを困らせる人は
僕が許さなかった。



僕は  ママのすべてを知っている。
















ママに  いろんな所へ連れてってもらった。

海も山も川もビルも
連れてってもらった。



僕はママとずーっと一緒だった。




でもママ...










もう  おわかれが近いんだ。


ママの為に出来る事、頑張るから...






「もう少し  そばにいて...」









ママは毎日「だいすきだよ」って言ってくれた。


僕は..........
いつまでもいつまでも...
ずっとずっと
ママの味方だよ。


忘れない...









だって。。。















僕、思い出した。



ずーっと昔から ママを知っていた。





ずーっと会いたかった。









やっと会えた。


















天国のおねぇちゃんやみんなが
走って来てくれた。



「よくがんばったね」って言ってくれた。




お花がたくさんあって
おいしいものがたくさん。







「安心して     もう泣かないで」























「ママ 知ってる?  いつかきっと また会えるんだ。絶対会えるんだ。」







「また会う日まで」