優等生

honey-ponta2006-11-23

『優等生』のワンちゃん。。。


ワンちゃんはそれぞれ,1匹1匹性格も違えば,性質も違います。
生まれつきおとなしくて穏和な仔もいれば、やんちゃで気が荒く負けん気の強い仔もいれば,神経質(犬ではシャイと表現します。)な仔もいます。

逆切れタイプもいれば,おべっかタイプもいて、おだてに弱い仔もいれば,頑固な仔もいます。そして素直な仔もいます。


1匹1匹にあわせ,「この仔にはこうがいい」と考え,対応する努力をさせていただいております。



よく、「うちの仔言う事聞いて,うちではと〜っても良い仔なの」とか、
「良い子で覚えが良かったから,怒った事は1度もないわ」とか、
耳にされたりありませんか?


けれど、そういう飼い主さんが思い込む『優等生』が実は...という事も少なくありません。
(全部ではありませんけどね!)



飼い主さんは、『うちでいい仔ならそれでいい』
それはそれでいいのです!



でも、私は時々こんな風に説明させて頂く事があります。
「嫌な事をしなければいい仔ですよ」「おうちでワンちゃんの嫌がる事をしますか」...



長く生きていれば,嫌がる事もしなくてはいけないこともある...

犬の言う通りに....という訳にはいかないこともある...



最近ではみなさん、ご理解頂いてくださる方が多いのですが...。





いつも申しますが、人間と同じでお年をとれば『我』が強くなり頑固になりますし...。


 ”怒られた事がない=我慢する事を教わっていない”  という事になる場合も多いのです。


例えば、、、人間でも、若いうちにた〜くさん転んで道を外れ,怒られた仔は...勉強し学習し、ひとつひとつ身をもって覚え,教訓にする事ができる。(例外もありますが^^;)
でも『優等生』で、全く怒られた事がなく,言われるがままに育ち...本当の意味で深く理解出来てないまま,大きくなってしまう...なんて事ありませんでしょうかねぇ???


少なくても、私はそう思うのです...。



でも、おうちでおりこうさんを怒るわけにもいかないし。。。
これって難しい所ですよね〜。




そしてお年をとってしまったら,それはそれでもういいですよ!
みんな可愛いのですから!
でもまだ若いワンちゃんは!
かわいいMy Honeyがいつまでも...誰にでも可愛がられるよう,
若いうちに少しだけでも!
(例えばケージに入る事を我慢させる,とか...)
『我慢を教える事』は、とても大切な事だと思います。
何てったって、かわいいMy Honeyが一番困る&一番苦労する...
かわいいかわいい愛しいMy Honeyの為ですものね...^^



ただ飼い主さんに,そんな深い所も!少しだけご理解いただけたら...なんて思います。



上の写真は、ネックリボンを付けた,シーズーのウメちゃん!
「私,我慢を知ってるわ〜」



「私も我慢は知ってるわ〜」
キャバリアのあられちゃ〜ん!